アトピー性皮膚炎は、皮膚にかゆみを伴う湿疹ができ、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返す疾患です。
夜眠れなくなるくらいの強いかゆみをともなうこともありますので、医療機関による早めの治療が大切です。
また、初めのうちは軽症でも、治療をしないことにより範囲が広がったり、かゆみが強くなったりしますので、「このくらい病院に行かなくても大丈夫」と思わずに少しでも症状が現れたら皮膚科で適切な治療を行うことおすすめします。
家庭ではこんなことに気をつけよう
アレルゲンはなるべく避けよう
ハウスダストや花粉などのアレルゲンに反応することがありますので、こまめな換気・掃除を行いダニの発生を防止しましょう。花粉の季節には、帰宅後にコートを払うなど花粉を室内に持ち込まないように注意しましょう。
正しいスキンケアを行いましょう
刺激の少ない石鹸やボディソープを選び、よく泡立ててから手で優しく洗うようにしましょう。洗った後の皮膚はすぐに乾燥しますので、はやめに処方されている外用薬を塗るようにしましょう。
身体への刺激を減らしましょう
辛いものなどの刺激物はひかえるようにしましょう。また、下着はなるべく木綿素材を選び、汗をかいたら早めに優しくタオルで拭き取りましょう。布団も柔らかい素材のシーツを使用しましょう。