はじめに
日本の子供の人口が36年連続減少と少子化に歯止めがかかりません。さらに現在65歳以上の高齢者は3.277万人、20歳未満は2.741万人と高齢者の人口は増え続けています。各世代への社会保障費、年金、医療費、教育費などの国からの支出を比較すると、高齢者と小児への支出比はなんと18:1であることが明らかになりました。この様な状況はやむを得ない面もありますが、激しい世代間格差が日本には存在しています。
今の子供達に膨大な負担を押し付けぬよう、我々大人が社会保障の制度を考え直す時期にきていると思われます。
そして、今我々一人一人に出来ることは医療費抑制の面からも自分の健康管理に努め生活習慣病にならないよう努力することと、子供たちが将来生活習慣病に陥らないようなライフスタイルを指導していくことが大切と思われます。瑞穂市学校保健会がそのきっかけとなれば幸いです。
平成30年1月
瑞穂市学校保健会
会長 若園 明裕