一般内科
こどもの生活習慣病にも力をいれています
当院では、「熱が出た」「お腹が痛い」などの一般的な内科疾患はもちろん、子どもの肥満や大人の糖尿病など、生活習慣病にも力を入れております。内科は様々な疾患に対する治療を行えますので、「身体に異常があるけどどの科で診てもらえばいいのかわからない」ような場合でもお気軽にご相談ください。
分かりやすく丁寧な説明を心掛けて診察しています。
※風邪、生活習慣病、糖尿病、高血圧、ご家族の生活習慣病ご紹介ください。
生活習慣病
生活習慣が原因で発症する現代病
生活習慣病とは、偏った食事や運動不足、喫煙や飲酒、ストレスの溜め込みなど生活習慣が原因で発症する疾患のことです。
代表的な疾患として、糖尿病、高血圧、脂質異常症があげられますが、これらは自覚症状がほとんどなく進行していき、ある日突然命に関わる重大な病気を引き起こすことがあります。
食事や運動などの生活習慣を見直して生活習慣病を予防していくことをおすすめします。
- 野菜を多く摂り栄養バランスを考えた食事をしましょう
- ファストフードやコンビニ弁当は控えましょう
- 早食いやお腹いっぱい食べることは控えましょう
- 週に3日以上、1回30分程度の運動をしましょう
- エスカレーターではなく階段を使うなど、なるべく歩くことを心掛けましょう
子どもの生活習慣病
生活習慣病とは食生活や運動習慣が原因となって発症する病気の総称です。
肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病などが生活習慣病に含まれますが、これらの病気は心筋梗塞や脳卒中など重大な病気の原因となりますので注意が必要です。
この生活習慣病が最近子供にも多くみられるようになっており、特に肥満(小児メタボリックシンドローム)が増加しています。大人になってから重大な病気を発症しないためにも、子どもの頃から生活習慣を見直し、管理・治療を行なうことが大切です。学校の健診などで肥満度が高かった場合はお気軽にご相談ください。
小児メタボリックシンドロームの診断基準
- ① 腹囲80cm以上(小学生75cm以上)
- ② 中性脂肪120mg/dl以上 かつ/または HDLコレステロール40mg/dl未満
- ③ 収縮期血圧125mmHg以上 かつ/または 拡張期血圧75mmHg以上
- ④ 空腹時血糖100mg/dl以上
①+②~④の内2つ当てはまる場合に小児メタボリックシンドロームと診断されます。
少しでも気になる場合は病院で検査をすることをおすすめします。
子どもの生活習慣病の原因
子どもの生活習慣病が増えている主な原因は、生活環境の変化、食生活の変化、運動習慣の変化があげられています。
生活環境の変化としては、簡単にお菓子が買えるようになったことで間食が増えたことや、夕食時間・就寝時間が遅くなっていることがあげられます。
食生活の変化としては、砂糖や脂質、塩分の多いスナック菓子などを食べる機会が多くなったことや脂質の多い肉の摂取量が増えたこと、また、朝食を食べない割合の増加などがあげられます。
運動習慣の変化には、公園など外で遊べる場所の減少にともない、TVやゲームなど室内遊びの時間が増え運動する時間が減ったことなどがあげられます。
生活習慣病予防方法
- ① 早寝早起きをしましょう。
- ② 間食を避け1日3食の規則正しい食事をしましょう
- ③ 意識して外で遊ぶ時間を増やしましょう
- ④ 空腹時血糖100mg/dl以上
親御さんがしっかりとサポートを行い、できることから少しずつ始めて生活習慣病を予防しましょう。